お母さんは歯科衛生士

子供2人育てながらゆるーくパートで歯科衛生士。


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2人目でもやっぱり怖い、けど何とか出産してきました

2016年9月24日

40週2日

出産予定日から2日過ぎて第2子になる男児を出産しました。

 

分娩時間19時間25分

ちなみにひとり目の分娩時間10時間19分

 

出産怖いけど1人目よりはスムーズに産めるだろう、と呑気に考えていた私の馬鹿。

 

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AM11:00妊婦検診にて内診グリグリされる

出産予定日の翌日、妊婦検診にて「もう産まないとヤバイよ、この子頭おっきいから」と脅され「よし、今夜陣痛来るようにするぞ」と医者にかなりキツめの内診グリグリしてもらう。

痛みで身をよじったら隣で看護師さんが手を握ってくれてキュンとした。

 

PM3:00頃生理痛のような痛み

内診で刺激された痛みが中々引かないなぁとぼんやり考える。

 

PM7:00頃痛みの間隔が定期的だと気付く

軽めの生理痛のようなズシーンと腰の重怠い痛みだったのが、定期的に「いててて…」と子宮がぎゅっと締め付けられるような痛みに変わっていることに気付く。

念の為何分おきに痛みが来るのか記録を始める。

何だか吐き気がしてきて夕食をほとんど食べられない。

 

PM 10:00頃産院に電話

薬飲まないとキツイかなぁ程度の痛みが7~10分間隔。

娘を寝かし付けた後一応産院に電話で様子見で良いのか相談してみる。

予定日過ぎてるし経産婦だから一応来てみてと言われる。

 

AM 0:00過ぎ入院決定

産院到着。

内診で子宮口の開き確認。

モニターで30分ほど陣痛の強さと間隔を見た上で入院決定。

もし陣痛が遠退くようなら朝に帰宅の可能性もあるとのこと。

 

少しずつ強くなる痛み

まだ全然我慢できるが確実に痛みは強くなっている。

立ったまま壁に両手を付いて息を吐くと痛みを逃しやすかったので布団に横になったり立ち上がったりしながら夜を過ごす。

明け方には痛みが4分間隔になる。

 

AM 8:00医師の判断で一時帰宅

朝になり医師の診察。

確実に陣痛がきていて今日中にはお産になるとのこと。

家は近いのか聞かれ、産院から車で15分ぐらいと答えると一時帰宅した方が陣痛が進むかもと言われ帰ることになる。

面倒臭い。

 

AM 10:00頃陣痛2~3分間隔

四つん這いになって腰を強めにさすってもらいながら耐える。

声を出さずに「フゥーーーー」っと息を吐くつもりが「うぅぅぅぁぁぁぁーーー!」という唸り声になる。

陣痛間隔が2分になりだしたので産院に電話。

 

AM 11:00頃歩けない痛み、陣痛室へ

産院に舞い戻る。

陣痛が来ると歩けないので車椅子で陣痛室へ連れていって貰う。

車椅子に乗って体をよじりながら唸る姿を外来の患者さん達に見られる。

恐怖感を与えてしまい申し訳ない。

 

赤ちゃんが降りてこない

2~3分おきの陣痛が続き子宮口もどんどん開くが赤ちゃんが下に降りてこないとのこと。

立った方が赤ちゃんが降りてくると言われて陣痛の合間に立ち上がるものの痛みで立って居られず、支えてくれている助産師さんを巻き込んで床に倒れる。

 

PM 1:00頃分娩室へ

陣痛が強くなるものの赤ちゃん降りてこず。

歩けなくなってからじゃ困るので今の内に分娩室へ移動しようと言われる。

この辺りから陣痛の間隔がかなり短くひっきりなしに痛みがやって来る。

自由に動けない分娩台の上で痛みに耐えるのがつらくて陣痛室に戻りたいと訴えるも却下される。

分娩台から何度か落ちかける。

あとどのくらい耐えれば良いのか…と何度も心が折れる。

 

PM 2:00頃破水

何とか届くところまで赤ちゃんが降りてきたとのことで人工的に膜を破って破水。

破水させたことでグンと赤ちゃんが下に降りる、子宮口も全開。

ようやくいきんで良いとの許可が出る。

終わりが見えてきたぞ!バキバキに折れていた気持ちを立て直す。

 

いきんでも出ない

陣痛に合わせていきむ!出ない、いきむ!出ない、いきむ!出ない…

ひとり目の時は4~5回いきんだら産まれてきたのにいきんでもいきんでも赤ちゃんが出てこない。

段々体力が無くなって力が思うように入らない、踏ん張り過ぎて足がガクガク震えだす。

痛みに絶叫する度に「声を出さずに息を止めて力を入れる!」と怒られる。

陣痛の合間がもう殆んど無い、助産師さんが出口を手で押し広げるのが痛くて身をよじるとまた怒られる。

 意識が朦朧としてきて何度か頬を叩かれた。

もう吸引してくれ、何なら切ってくれと思うが言葉にする余裕がない。

 

頭が見えた、激痛

 1時間近くいきみ続けようやく頭が見えてくる。

早く終わらせたい一身で力の限りいきむ、超痛い!

ちょうど頭が挟まった状態でストップ。

真っ赤に熱した鉄球が股に挟まっている感じ。

「痛い!痛い!裂ける!!」と叫ぶ「次の陣痛が来たら全部出てくるよー」と言われる。

激痛に耐えながら次の痛みを待つとかどんな拷問だよ!と思いつつも次の陣痛でグワァーーー!!と踏ん張る。

 

産まれた

体中を支配していた痛みがスッと消えて大きな泣き声が聞こえた。

「頭大きいねー!これは中々出てこれないわ」とのこと。

3040gの元気な男の子。

頭の大きさは3500g越え相当でした。

検診で頭大きめって言われた人、マジで覚悟して。


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痛みで暴れまくって点滴の針が激しくずれた跡。

 

出来るだけ淡々と記してみましたが、実際はもっと弱音を吐きまくって酷いものでした。

産後の体の負傷もひとり目よりキツかったです。

ふたり目だからひとり目よりスムーズにいくとは限らないんですねぇ。

 

 


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