妻がなぜ怒っているのか夫は分かっていない
今朝、喧嘩とまではいきませんが夫に溜まっていた怒りをぶつけました。
夫はトイレで用を足した後にドアを閉めずに出て行ってしまいます。
「トイレのドア閉めてね」
「あーごめん」
このやりとりをもう何度繰り返したか分かりません。
今朝も夫がトイレのドアを開けっ放しなのを発見して我慢が出来なくなり「もうトイレのドアを閉めるように声を掛けるのはやめる、もう期待しない、疲れた、諦める」と言い放つと、夫はこれはヤバイ、本気で怒っているぞという反応でバツが悪そうにしていました。
このパターンで私が切れるのは今までにも何度か繰り返しています。
脱いだ靴下は部屋に放置せず洗濯機に入れろだとか、使ったコップは流しに持って行けだとかそういう些細な事です。
こんな些細な事で何度も怒りを爆発させる妻を細かくて怒りっぽい女だと夫は思っているかもしれません。
てか確実に思ってる。
そうじゃない。
トイレのドアを閉めないことに怒っているのは間違いないのだけれど、論点はそこではなく、何度も同じ事を言われているのに気を付けよう、改めようという態度が見られないことに怒っているわけです。
結局妻の発言を「たかがそんな事」「たいしたことない小さな事」としか捉えていないから注意されても「あーごめん」で同じ事を繰り返すのでしょう。
そこが怒りポイントなのです。
夫とは結婚して6年。
交際期間を含めると10年以上一緒にいます。
はじめの頃は何故私が怒っているのか、夫に理解してもらおうと自分の気持ちをその都度伝えていましたが付き合いが長くなるともうそこまでしようという気力がなくなっていきます。
しかも子供が産まれてからは躾の面でもしっかりして貰いたいという気持ちがあり夫へのお小言は増えました。
夫には子供を産んでからますます怒りっぽくなった妻としか目に映っていないのでしょう。
私のいつもより本気モードの怒りを察した夫はコンビニへ行くと言って気まずい空気から逃げ出し、私の怒りが治まったであろう頃合いを見計らってコンビニスイーツを手土産に帰宅しました。
いつものご機嫌取りのパターンです。
私が欲しいのはそんな取り繕った謝罪ではない。
けど面倒臭いので心の中で夫へのマイナスポイントを加算しながらスイーツを食べました。
今はまだコップの水が溢れるまで余裕がありますが、子供が自立していったら急にコップが小さくなるんだろうなぁ。