流産手術の話
上の子と今妊娠している子の間に授かった子を9週で流産した時の話です。
流産宣告を受けた時の話はこちら
初期流産の場合、自然に排出されてくるのを待つのか、手術をするのかの選択肢があるそうなのですが、私の場合医師から自然排出を待つという話はなく手術をするという方向で話が進んでいました。
私自身、お腹の子を諦めなければならないのにこれ以上悪阻に耐えられる気持ちは無かったので手術で良かったと思っています。
日帰り手術?1泊入院?
色々と調べると手術をするにしても日帰りの場合と1泊入院の場合があるようなのですが、私の掛かっていた病院では1泊入院とのこと、これは上の子のこともあるので「どうにか日帰りにならないか」とお願いしてみたのですがきっぱり断られてしまいました。
旦那は毎日仕事の帰りが遅く、私の両親も旦那の両親も飛行機の距離に住んでいるので頼ることが出来ません。どうにかならないかと旦那と話し合いをしましたが仕事を休むのは難しいが早く帰れるよう段取りして貰えることになりました。
こんな時、両親に頼れたらどんなに助かるか。
自分ひとりで入院手術に挑むのは心細くて仕方ありませんでしたがそんな事は言ってられません。でも本当は旦那か、流産経験者である私の母に付き添ってもらえたら心強かったなと思います。
費用は?
事前に費用について看護師から説明があり、「5万持ってきてもらえれば足ります」とのことだったので用意していたのですが実際には4万いかないぐらいでした。
個室料金と食事代込みの値段です。
それに生命保険から給付金が下りたので実際には術前と術後の検診に掛かった費用しか出さずに済みました。
悪阻の中での絶飲食
手術前日の夜9時以降絶飲食の指示が出ました。
普段ならこれぐらい耐えられるのですが、悪阻中の絶飲食はとてもきつかったです。
基本何を食べても吐いてしまうのですが、胃が空っぽだとしても吐き気がおさまるわけではなかったので、そうなると胃液や胆汁を吐いてしまいます。それがかなり苦しかったので吐くこと前提で多少の食べ物を胃に入れたいのですが絶飲食となるとそれが出来ません。
看護師に「どうせ吐いてしまうので少しは口にしては駄目か」とお願いしてみたのですが万が一があるといけないので・・・ということで許可は出ませんでした。
入院準備
入院とはいっても1泊なのでそれほど大きな荷物にはなりませんでしたが、病院から準備するように言われ持って行ったものは
- パジャマ(前ボタンで裾が長いもの)
- ナプキン4~5枚(多い日用を3枚、普通の日用を3枚用意しました)
- 生理用ショーツ
- 歯ブラシ、タオルなどの洗面用具
- スリッパ
- 箸
あと私が個人的に準備したものは
- スマホ充電器
- 雑誌
- ティッシュ一箱
- 小銭
入院手術費は後日支払いだったので基本的にお金はあまり持ってこないよう言われていたのですが念の為に小銭を持ってきておいて本当に助かりました。
なぜなら手術した日の夜、異常に喉が乾いて仕方が無く自販機でお茶を3本購入しました。
翌日の朝にもカフェオレを買って飲んでリラックスしました。
術後に喉が乾いたという体験談は見付けなかったので私だけなのかもしれませんが、飲み物の用意は十分にしておいた方が良いかもしれません。
手術当日の話はこちら。