自己満足の為に家事に手を出さないで欲しい

夫が休みの日、「今日は晩御飯作るから、たまにはゆっくり休んで」と言ってくれた。

あぁ、ちゃんと見てくれているんだ、気遣ってくれるんだ、嬉しい。

夫が買い物に行ってくるから食費をくれと言う。

だがしかし、冷蔵庫に残っている食材のやり繰りや、食費の使い方は自分なりに日々考えながらやっているのでそれを崩されると困ってしまう。

なので買い物には行かなくて良いという事、冷蔵庫にある食材で作って欲しいという事、メニューが思いつかないなら今夜はアレとコレを使って△△を作ろうと思っていたのでお願いしたい、という事を告げた。

すると夫は「トンカツ作りたかったのに、じゃあいいや」と途端にやる気を失くし不機嫌そうにソファに寝転がってスマホゲームを始めてしまった。

夕食作りなんかより、本当は寒くて苦手な浴室掃除してもらえたら凄く嬉しいのに…と思いつつ

「じゃあオムツや洗剤や水などの重たい物を買ってきて欲しい、晩御飯の材料も買っていいよ。」

と、お金を渡すと夫は颯爽と出掛けて行った。

そして渡しておいた買い物リストに書かれている物とは別にコーラとお菓子とトンカツの材料を買って帰宅。

そして油や小麦粉をキッチンに撒き散らしながらトンカツ作りに取り組んだ。

食後、油や小麦粉が床まで飛び散っているキッチンを掃除する私に「俺が晩御飯作ってる間ゆっくり出来たでしょ？」とコーラとお菓子を食いながら満足そうに言う夫に対しモヤモヤが止まらない。

気分転換に料理を楽しんだ上に出来た夫という称号まで手にしようなんて厚かましいんだよ！

と、言いたいところだが子供をおんぶしながら家事するようになってから、揚げ物作ってなかったしなぁ、食べたかったんだろうなぁ。

という気持ちもあり、不満をグッと飲み込んで夫には感謝だけ伝え、腹の中でグルグル渦巻いている感情はブログに吐き出して納めます。

おしまい！