歯医者に赤ちゃん連れで行っても大丈夫か不安なお母さんへ
赤ちゃんが居るから歯医者に行けないと悩んでいるお母さん
詰め物が取れた、歯が欠けた、親知らずが痛い、歯茎が腫れて痛い・・・
歯の痛みやトラブルは突然やってきます。
産後で体調が戻らず極度の睡眠不足、母乳による栄養不足などを考えると産後の赤ちゃんを抱えたお母さんにお口のトラブルが発生するのは珍しいことではありません。
歯医者に行きたいけど預け先が無い、母乳じゃないと駄目なので長時間離れられない、我慢するしかない・・・と悩んでいるお母さん達へ言いたい。
赤ちゃん連れで歯医者に来ても大丈夫!
お口のトラブルは放置して良くなることは殆どありません。
赤ちゃんの体調が悪い時は余計に外出出来なくなりますので、赤ちゃんが元気な時にお母さんの不調は治しましょう。
予約時に赤ちゃん連れでも良いか確認
まずは予約の電話をする時に赤ちゃん連れでも良いか確認。
大抵の歯科医院では「大丈夫ですよ」と言ってくれるはずです。
手の空いたスタッフが赤ちゃんのケアに当たれるよう忙しい時間帯を避けて予約を入れるよう配慮する場合もあります。
泣き声などで迷惑を掛けないように、神経質な患者さんと時間がかぶらないよう配慮する場合もあります。
赤ちゃん連れでも大丈夫と言われたなら堂々と治療を受けに行きましょう。
ただし予約無しに飛び込みで来院することは赤ちゃん連れでなくても迷惑なので絶対にやめてください。
治療中はどのようになるの?
治療中の赤ちゃんですが、手の空いたスタッフが抱っこしてくれる場合もありますが、ほとんどはお母さんが抱っこした状態でお腹の上に乗せて治療をすることになると思います。
- 赤ちゃんが泣いたり暴れて治療中抱っこしていられるか不安な場合「抱っこが無理だった場合、スタッフの方に赤ちゃんをお願いすることは可能ですか?」と電話予約の段階で聞いておくと安心です。
私が今まで働いてきた経験ではお母さん抱っこで無理ならスタッフが抱っこ。
子持ちスタッフが居れば率先して赤ちゃん抱っこします。
ベビーベッドやバウンサーを置いている歯科医院もあったので、治療中のお母さんの近くに寝かせたり座らせることもありました。
迷惑ではない?
とは言っても迷惑な患者ではないか、気が引ける・・・と思う方もいるでしょう。
過剰に不安に思う必要はありません。
赤ちゃん連れの患者さん、決して珍しくはありません。
それに何といっても和むんです。
「赤ちゃん連れでもOKですよ」と言ってくれる歯科医院に子供嫌いは居ないはず。
診療中の緊張感張り詰める中、赤ちゃんの顔を見られるだけでとっても優しい気持ちになれます。
むしろ私の場合、診療補助から外れて赤ちゃん抱っこ出来たら超ラッキー!
なので心配しないで治療に来てください。
以前、麻酔を使う予定のお母さんが「授乳間隔がまだ短いから麻酔後しばらく授乳出来なくなるのが心配」と言うので麻酔直前にスタッフルームへ案内、施錠して授乳してもらったこともあります。
直接治療に関係ないことでも不安があれば相談してください。
赤ちゃん連れで歯医者に行くことのメリット
赤ちゃんを連れて歯医者に行くことでメリットもあります。
それは赤ちゃんが歯科医院そして歯科スタッフに慣れるということ。
お母さんが治療を受ける姿を近くで見るのも良い経験です。
1歳を過ぎれば乳幼児健診で歯科検診も行われるところが殆ど。
歯医者の雰囲気、歯医者さんの姿、お口の中を覗いて道具を使う所、見せておくのはお母さん赤ちゃん歯科スタッフ全員のメリットだと思っています。
さいごに
託児施設や託児スタッフの在籍している歯科医院の数はかなり増えていますが、近くには中々な無い。
一時保育を利用してまで・・・と考えるとついつい歯のトラブルを我慢してしまう。
そんな方、まずは電話相談してください。
優しく受け入れてくれる歯科医院はきっとたくさんあります。