お母さんは歯科衛生士

子供2人育てながらゆるーくパートで歯科衛生士。


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猫アレルギーが喘息と戦いながら猫を飼う話

猫が大好きです。

中学生の時に父親が猫を知人から引き取り家族に迎え入れ、それから20年以上猫と一緒に生活をしています。

初代の猫が亡くなってしまった時はもう2度と猫は飼うまいと決めたものの、猫の居ない生活の寂しさに家族全員が耐えられず新しい子猫を迎え入れ、今も実家には猫が2匹います。

私が実家を出て1人暮らしをする時はわざわざ猫を飼える部屋を探し、新しい猫と一緒に生活をスタートさせました。


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我が家の猫様

 

結婚する時も、結婚後何度かの引越しの時も猫を連れ、その猫はもうおじいちゃんで歯周病で歯を一本失っていますが、私にとってはずっと小さい赤ちゃんのような愛しい存在です。

犬も可愛いなぁと思いますが、静かに寄り添うように甘えてくる猫が私は好き。

 

 

私、喘息治療をしています。

喘息は猫を飼い始めるずっと前から患っており、小さい頃は発作の頻度も高く酷かったのですが、小学2~3年生頃から少しずつ発作の頻度は落ち着き、大人になってからは1年に1度あるかないかで、自分でも喘息持ちであることを忘れるくらい軽いものになりました。

ちなみに咳喘息ではなく、呼吸がうまく出来なくなる気管支喘息です。

炎症による気管支の閉塞で呼吸困難を起こした時だけ吸入器を使い気管拡張をして凌いできました。

吸入器は100回吸入が出来るだけの薬が入っているのですが、滅多に発作を起こさなくなってからは吸入器が3年は持つので、薬が切れたら数年に1度薬を処方して貰いに行くという生活を続けていました。

 

私は夫の仕事の都合で関東から北海道へ引越しました。

北海道で生活を始めて1年半ぐらい経った頃、吸入器が切れたので近場で呼吸器内科のある病院を検索し、受診しました。

実は子供を産んでから喘息の発作の頻度が増えており、ほぼ毎年吸入器を処方して貰っています。

子供を産んで体質が変わったか、それとも北海道の冷たく乾燥した空気が喘息に良くないのか、と考えていましたがまぁビックリ、原因はまったく違う所にあったわけです。

 

初めて受診する呼吸器内科

今までは身近に呼吸器内科がなく、普通の内科で吸入薬を処方してもらっていました。

呼吸器内科での初診、色々と検査を受けることになりました。

今までは「メプチンエアー処方してください」と言えば簡単な診察してすぐ処方が貰えたのにちょっと面倒臭いなーと思いながら流されるままに検査。

レントゲン撮影したり、何やら機械から伸びているホースのようなものを口に咥えて息を吐いたり色々したあげく、私の肺年齢が80歳という結果が出ました。

喘息治療についてのパンフレットを渡しながら医者が言ったひとこと、「このままじゃあなた発作で死ぬよ」 

 

喘息治療の進化への驚き

私が子供の頃は喘息は対症療法しかなく、発作が出たらそれを抑える、そんなもんだと思っていたのですが、今は発作が出ないよう予防するのが当たり前なのだそう。

今まで私が行っていた発作が出たら吸入して抑える、薬が無くなったら貰いに行くというスタンスについて物凄く叱られました。

発作が出ていなくても気管支の中では炎症を起こしているらしく、その炎症を抑えなければ発作の大きさと発作を起こすサイクルはどんどん早くなり重度の喘息発作につながるのだそう。

自分が持っていた喘息治療の認識との違いにただただ驚くばかり、そんなの知らなかった・・・軽く浦島太郎状態。

確かに発作の強さは日に日に強くなっていて、普通に立っていられないぐらいの苦しさ、酷い時は本来1日2回までの吸入薬を30分に置きに吸うことも。

これは本腰いれて治療しないと本当に死ぬかもしれない。

 

喘息の原因

初診時に行った検査の中で喘息の原因を調べる為に採血を行いアレルギー検査をしました。

喘息はアレルゲンに誘因されるものとそれ以外のもの(天候、タバコ、ストレスなど)に分けられます。

私は季節の変わり目によく発作を起こしていたことと、北海道に移住してから発作が酷くなったのを感じていたので気候が誘因になっているものだと思っていましたが、まさかの猫アレルギーなのでした。

ダニ、ハウスダスト、花粉などの項目の中、猫の項目が高数値を叩き出しました。

これはショック。

とはいえ、猫と離れるわけにはいきませんのでアレルゲンと共に生活をしていくことになったのです。

 

猫アレルギー持ちと猫との生活

現在発作予防の吸入(シムビコート)と気管支閉塞を予防する為の去痰剤(ムコダイン)と抗アレルギー剤(シングレア)を毎日服薬しています。

毎月6000円程の出費はきついですが猫を飼っている限り薬は減らせないだろうと言われています。

猫は寝室、キッチン、洗濯物を干している部屋には入れないよう徹底し、家に居るときは極力メガネとマスクを着用するようになりました。

猫のトイレの掃除などは夫に担当してもらいます。

一時期は息子にアトピー疑惑があったので動物アレルギーがあるのでは・・・と神経質に掃除したり息子とペットの接触を避けていましたがまさか自分だったとは。

 

息子のアトピー疑惑について

arinkomama.hateblo.jp

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アレルギーだと言われても、やっぱり猫を膝に乗せてくつろいだり、抱いて頬擦りするのをやめられません。

今日も薬に頼りながら猫を愛でます。

かわいいにゃん。


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