お母さんは歯科衛生士

子供2人育てながらゆるーくパートで歯科衛生士。


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大家族というより、よその家庭が気になるから見ている

先日、子供12人の大家族「漆山家」に密着する番組が放送されました。

今回の放送は第二弾で、第一弾の放送を見て漆山家のかづきママのインスタまでフォローしている私はすぐに録画予約して放送日に備えた。

 

大家族もの、夫はあまり好きではないようで「何が楽しいのかよく分からん」と言っている。

散らかった部屋と、怒鳴ってるおかーちゃん、山のような洗濯物、ちょっとした感動話。

何が楽しいんだか分からん、とのこと。

私も昔はどちらかというと夫よりの考えだったのだが、子供を持つ母になってからこの手の番組にとても興味を惹かれます。

 

大家族のお母さんはとにかく忙しい、誰よりも早く起きて、食事をつくり、洗濯機を回し朝から晩まで動き回り夜は一番最後に眠る。

大体こんな感じのエピソードは序盤に必ず入れられるのだが、私はそこに共感を求めているのかもしれない。

隣りで寝てる家族を起こさないようにそっと寝室を出て、暗い部屋でキッチンの明かりだけが付いている中眠い目を擦りながらお弁当作りをしていると時々物凄く孤独な気持ちになることがある。

早朝から働いている人が外には山ほどいるのは分かっているのだが、どうしても暗い静かな家の中で家族の為だけに動いていると「何で私だけ・・・」そんな気持ちに陥る事があって、そんな時大家族のお母さんが同じように早起きして家事をスタートさせているのを見て「あーそうだよね、みんな大変だよね」ってね。

 

今回の「漆山家」は今までの大家族とは違うな、と思った人は多いと思う。

父、母両方ともずっとニコニコ。

怒鳴ったり、ため息ついたり、疲れ果てた顔をまったく見せなかった。

お金の心配も特に無さそう。

今までの大家族ならば、子供を叱って怒鳴って大変よねーとか、すっぴんで髪振り乱して動いているお母さんを見てどこか安心していたのだが、漆山家は物は多くてもきちんと整頓された家の中、お母さんは産後間もなくてもしっかりメイク、お父さんも美容師という仕事柄か清潔感あり、大家族ならではの雑な感じがまったく見られなかった。

今回は「共感」というより自分の主婦として母として駄目な部分を反省せざるを得ない気持ちになったのでした。

 

ひとつ番組を見ていて気になったこと。

漆山家の父母は自営の美容室で共働きしていて毎日一緒に帰宅しているようです。

帰宅後ご飯を作り始めるかづきママ、皆がそろって食事を始めているのを見ながらキッチンの片付けをしているかづきママ、皆が食事を続けている横で洗濯物を運んでいるかづきママ。

皆が寝静まってから大量の洗濯物をひとりで畳んでいるかづきママ。

父親の家事負担は?

今までの大家族ものってお母さんが専業主婦だったので、大量の家事をひとりでこなすパワフルママの描写も納得でしたが、今回はそうじゃないのでモヤモヤした気持ちが残りました。

 

ちょっと新しいパターンの大家族「漆山家」きっと第三弾もありそう。

今度は家庭訪問の日程の調整に頭抱えるとか、そういう今までになかったけど主婦としてリアルに気になるなーという部分がどんどん出てくると面白いのになーと思います。

 

 


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